ホルモン
ホルモンっていうタイトルを見てかみや好物日南味付けホルモンを
想像したアナタ! かみや通ですね~(笑)
残念ながら今日は違います。ちょっと目線を変えて今日は脱毛の
根本的な初歩の話をしたいと思います。話のはしはしに出てくる専門
的な言葉の意味は順を追ってブログに書いていきたいと思っておりま
す。今日はとりあえず大体に分かってもらえればいいです。
髪に関しておおまかに影響のあるホルモンは、脳下垂体ホルモ
ン、テストステロン(男性ホルモンの一種)、女性ホルモンの3つ
です。脳下垂体ホルモンが多いと一般的に多毛で、逆に少ないと
髪の発育が悪いとされています。 テストステロンは前頭部と頭
頂部の髪の発育を抑制し、逆に女性ホルモンは前頭部、頭頂部の
髪の発育を促進するといわれています。 ま~一般的にここまで
は皆さんもある程度はご承知だと思います。
ちょっと掘り下げて脱毛の仕組みを紹介します。 ハイ!そこ!
寝たらダメよ!!!
脱毛はテストステロン(男性ホルモン)のせいではありません。
本当はテストステロンはいいやつで皆さんの筋肉や骨を強固にす
ためにも働くし、女性も生まれながら皆持っています。だとする
と髪の多い人と少ない人の違いは?という事になります。
問題なのはテストステロンが5αリダクターゼという酵素の一種に
よってDHT(ジヒドロテストステロン)という活性型の男性ホルモ
ンに変換され、こいつが強力な脱毛作用の力を持つから薄毛に
なっていきます。このDHTは脱毛症の原因の95%を占めるといわ
れ、世の研究者達は毎日このDHT抑制を目標にがんばっています。
詳しく言うと、髪の毛球が長い期間にわたってこのDHTメッセージ
を受け取ると、毛乳頭はより少ない髪の生産をし始め、やがて髪
の毛の生産を行わなくなる。DHTは毛乳頭にある受容体(レセプ
ター)にくっつき働きかけ、髪の生産を著しく減少させます。
この命令を受けるレセプターの感受性にも問題があり、感受性が
弱ければいくらDHTががんばっても脱毛はおきません。
よく一般の方が言う薄毛の遺伝子はこのレセプターの感受性の
強弱をいい、ホルモンの量では決してない事を憶えておいてくだ
さい。薄毛の遺伝子はXとYのうちX染色体に組み込まれていますの
で、基本的に母親からしか受け継ぎません。男性は母方の祖父が薄毛な
らほぼ薄毛になると考えていいと思います。父親からはクセ毛や
色素だけを受け継ぎます。 ようするにいくら養毛剤を頭につ
けても栄養自体が薄毛を止める事は無いという事です。
うちでは僕が将来ハゲたら離婚だそうです・・・僕の母方の祖父
はハゲでした・・・
今のうちに新しい嫁さんをさがしとこうかな~ 10人ぐらい
候補はいるんだけどね~www