敵
こんにちわやっと本調子になってきた河野です
さて、今日はお客様から質問の多いUV(紫外線)ケアのお話で
す。
もともとUVカット化粧品が流行りだしたのはマスコミが南極付近
のオゾンホールを報道しだした頃からです。
日本人の皮膚は紫外線に強く、紫外線で皮膚癌になる事はめった
にありません。。。皮膚癌はメラニンという暗幕がほとんどない
白人に多く、日本では紫外線の強い沖縄の世界的長寿県ですら皮
膚癌が多いなどと聞いた事がありません。ですが、日本人の皮膚
も年々弱くなっているし、オゾン層破壊が止まらず紫外線の照射
量が増えてきたことなどから、そろそろ心配しなければならない
状態になりつつあるのが実情です。
しかし、今出回っているUV化粧品はほとんど効果はありません。
化粧品業界は科学的な根拠としてSPFという数値を示して消費者を
信用させていますが、8割以上はウソの数値です。。。
日本では2000年ぐらいから欧米の化粧品にあわせて、紫外線
吸収剤(有害)の使用量を大幅に緩和しています。
問題は紫外線だけではないのに紫外線に集中砲火をあびせて、そ
の売り上げ増に協力するだけでなく、化粧品の真の問題点を官民
学あげて隠しているように僕は思います。
SPFという数字は肌の損害に影響の多い紫外線の防御率を示しま
す。
しかし、SPFの数字は大きいほど現実味がありません。
数字と効果が大体比例するのはSPFがせいぜい10ぐらいまでで、そ
れ以上になると数字が大きい割にあまり効果がなくなってきま
す。
都市で日常生活をしている場合はSPFが2~5もあれば十分だし、
数値以上に『落ちたら塗る』という作業をこまめにする事の方が
大切です。
なお、よく目にする紫外線を防御すれ程度は + の数で表示され
るが、SPFに付随的なので容易に推測できます。
20以上は数値の差にほとんど意味はありません。数%の差を
争っても塗り方次第でそれ以上の差を生じてしまいます。
都市生活ではSPF2~5、紫外線の強い我が県のような場所は
SPF5~10、熱帯ではSPF20以上と覚えてください。
でもですね、一番安全な自然のサンスクリーン化粧品は『メラニ
ン』なんです。春から徐じょに増えて夏には立派に紫外線を防い
でくれるんです。
乳液やゲルなんかで肌のバリアを壊し、他の添加物ごとブリーチ
剤を肌に浸透させる『美白化粧品』。。。恐ろしい・・・
ま~業界の売り上げは伸びますが・・・
脂気のあるちょっと固めのクリームを皮膚にすり込み、湿ったタ
オルで表面をふき取って、その上にUVカット化粧品を使えば、浸
透の大部分が防げます。特に肩や腕のの甲など、シミになりやす
い部分はそうした方が安全です。。。
皆さん、過剰広告にだまされないようにしてくださいね。。。
今日はバカ息子が僕へのお土産としてカピカピのカタツムリをく
れました。。。
息子曰く、
『いつもお仕事ありがとう!色がキレイやったからお父ちゃんに
プレゼントね!!!』
ん?ん?ん?
もしかして『父の日』?ですか?
でもちょっと涙が出ちゃいました。。。