肌
おはようございます勉強の毎日にペンだこがやぶれた河野
です
さて、うちのお客様にある化粧品メーカーの販売員の方がお見え
になっています。(本人の了解をえてブログに書いています)
そのお客様が僕に言います、
『うちの化粧品をお客さんにすすめて使わせれば使わせるほど
お客さんの肌が悪くなっているように感じる』。本音だと思いま
す。
うちでも若い女性の肌が荒れているのにはビックリさせられま
す。高級な化粧品にだまされ、肌を水びたしにしている長年の結
果がそれです。乾燥肌の方が保湿剤や乳液を塗り続け乾燥肌が
治った話は僕も聞いたことがありません。(あるわけがない)
サンプルの保湿化粧品を肌につけ、肌がしっとりしたらお客様は
必ずこう思うでしょう。『化粧品のお陰で肌が若返った!』と。
残念ながら錯覚です。
皮膚が新しい組織に変わるのに早くて1ヶ月はかかります。化粧
品をつけはじめた時は肌はまだ古いまま。
ではなぜ???
化粧品をしっとりと肌になじませる成分、しっとり感を長持ちさ
せる成分、水分を肌に浸透させ肌を水ぶくれにし、シワを目立た
なくする成分、この多目的成分を界面活性剤といいます。
この成分は10000種近い最近の化粧品成分のうち約30%を占めてい
ます。 次に美容液や化粧水がとろりと、まるで薬効成分が濃
いかのように思わせる成分を水溶性の合成ポリマーといいます。
これはピカピカ光る本の表紙に使うのと同じく皮膜剤でもあり肌
のツヤだし剤でもあります。
この2つの成分によって、小ジワを消し肌にツヤを与える現代の人
気商品ができあがります。
化粧品メーカーの、干からびた肌を水びたしにしてシワを消し、
表面にツヤだしをぬって若く見せかける巧妙な戦略に乗っかって
はいけないです。
現在、化粧品メーカーが売上げを重視するほど界面活性剤から脱
却できないのが現状です。
皆さんがしっかり勉強して賢く化粧品を選んでくれればいいので
すが・・・
うちの嫁さん、顔は悪いですが、肌はきれいです。32歳です
が、20代と変わらない肌の弾力があります。
よかったら今度ジ~っと観察してやってください